つれづれ記

星の写真など

コリメート用のアイピースと現像ソフト



SP-350やSP-320、以前使ってたNikon CoolPix4300などはRAWファイルを出力できます(Nikonは裏モード)。
RAWデータだと色温度設定や感度、シャープネス等々いじりやすいですし、ノイズ除去のためのダークフレーム処理や周辺減光回避のフラットフレーム処理などもツールで容易に出来ます。
ただしRAWファイルを扱える(フリーな)ソフトはあるにはあるのですがそれぞれ癖があったりして一筋縄ではいきません。天体写真用に特化したツールでIRISを主に使ってますが、普通写真用のRawShooterを見直してみたところ、ノイズ除去が結構強力で処理が軽いので悪くないなと思いました。

RawShooterの開発元は既にアドビに買収されているのでソフト入手は難しいです。例えばこんなところがありますが当方では責任取れませんのでown your riskで。
http://www.cdifoto.com/rse.php

さて撮った彗星の写真を見ると、中心付近はまぁいいのですが周辺の収差が気になります。なにせ手作りで組み合わせた望遠鏡なので光軸のズレとかもあるとは言え、直接的にはアイピースの問題かなぁとおもいました。今回のはケンコーのKDS90-500についてた標準的なプローセルですが、D40Fl273mmのアクロマートに合うアイピースを検討してみました。

PL20mmより収差は小さいだろうと思った国際光器Or18mmですが、同一視度で比較すると、より周辺に来ることもあってそれほど良くありません。また合成Fが3のためやや暗くなっています。ビクセンLV25はシャープさは余りないのですが、そこそこ補正されているようです。SE200NについてきたPL25mmも確認してみましたが、やはり周辺はわずかにLV25mmが勝っていました。しかしわずかな差でした。
結局LV25mmを使うことになりそうです。